2007年 8月23日

呼子の活きイカ搬送事業

06年度から始まった産学官連携で取り組む「水産物保全・蓄養技術開発事業」は昨秋に続き、7/2〜7/3に3度目の搬送技術実証実験を行いました。長距離輸送が難しい「呼子の活イカ」を呼子港から東京築地まで1,300kmという長距離輸送の実験を行いました。 新型水槽と昨年試験した水槽を一部改良したもの2基に各100杯、合計200杯を輸送。200杯のうち165杯（新型水槽：100杯、旧型水槽：65杯)を元気な状態で東京築地まで輸送することに成功しました。翌日、築地にて競りにかけられ高い評価を受けました。 今までは、当日水揚げ分をその場で活魚車に積込み、九州内を配送するのが限度でした。実験の成功には、ワイビーエムの活きイカ輸送に最適な搬送用水槽と、マリンフレッシュを利用した生簀の水質浄化装置を設置しているからこそ成せる技です。